蘇州から1時間ほどの郊外にある、周荘(チョウジュアン)、同里(トンリー)、ルー直(リュウジー)等の風景区は、水郷の町として観光客でにぎわっています。蘇州からはタクシーや小型バスをチャーターして行くのが便利ですが、お金も予約の手間もかかるので、ここではもっと簡単に、思い立った時にぶらりと行ける気楽な行き先として、バスを使った方法をご紹介したいと思います。 周荘・同里・ルー直ともに、蘇州駅、蘇州北汽車站、蘇州南汽車站、呉中汽車站から、バスが出ています。私のおすすめは、できたばかりの蘇州南汽車站から出ているバス。ルート的に目的地に近い上、駅の構内もきれいでわかりやすく、バスも全席指定席、一番こぎれいな車輌なので、女性や子ども向きです。他の市から入る場合も、蘇州南汽車站着のバスで入って、乗り換えの工夫をされるとよいと思います。 バスは「周荘」行きとは書いてありませんが、終点の「江澤(ジアンザー)」が「周荘」です。間隔は1時間に約1本、始発の蘇州南では全席指定、運賃は10元程度だったように思います。所要時間は約1時間。途中「呉江」バスステーションに寄ったあと、「同里」に止まり、終点に向かうので、「同里」で降りる場合は、あらかじめ車掌に「トンリー」「トンリー」とアピールしておくとよいです。「同里」はちゃんと観光入口脇のバスが並んでいる駐車場に停まりますので、「同里」の字を見て、あわてて路ばたの停留所で降りないようご注意下さい。 観光地に着いたら、いずれの風景区も、入場する際に周遊チケットを購入せねばなりません。周荘が100元、同里が50元ほどですが、一度買えばどこのスポットに入る時もフリーパスです。バスを降りると、どっと人が寄ってきて、入場料を安くするよと袖を引かれますが、これは無視します。 |
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<周荘> |
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こんなバス。 降りる時には帰りの発車時間を必ず聞くこと。 |
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実はこんな辺鄙なところが終点です。 一気に心細くなる? でも五重塔の方角に向かって聚宝橋を渡り、 ずんずん行くと小さな入場門があります。 帰り道を覚えておいてね。 |
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